
サステナビリティ
Sustainability

日本や世界の貧困による機会損失を、Web3プロジェクトを通して解決・体現するためのESG活動を行っています。
日本や世界の貧困による機会損失を、Web3プロジェクトを通して解決・体現するためのESG活動を行っています。
ESGとは、環境(E: Environment)、社会(S: Social)、ガバナンス(G: Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉で、企業の長期的かつ安定的な成長には、この3つの観点に基づく活動が必要だという考え方が、世界中で広まっています。
LGGはミッションのとおり、ESGのS(Social:社会)に紐づく様々な活動を行っており、代表的な活動が「LGGシングルマザーサポートプログラム」と「災害義援金」です。

ESG活動一覧

シングルマザーサポートプログラム
シングルマザーサポートプログラム
● 概要
LGGは、一般社団法人日本シングルマザー支援協会と連携し、Web3ゲームを活用したシングルマザーの収入を増やす機会を提供しています。Web3ゲームは、誰でも隙間時間を使って収入を得られるという特長がある一方、 「ゲームをプレイする 、効率的に報酬を得るために初期投資(NFTを購入)する、報酬を得た後の税金面などの不安 」というハードルがあります。
当プログラムでは、LGGが良質なゲームを選び、そこで使用するアイテム(NFT)を購入してシングルマザーにレンタルしています。 シングルマザーはアイテム(NFT)への初期投資をせずに、ゲームで収入(暗号資産)を得ることが可能になります。 そして、獲得した暗号資産が、税金面で不利益を被ることがないように、最後までサポートすることで、安心して取り組める環境を整えています。

● 背景

日本において「収入を増やしづらい環境にある」代表がシングルマザーであると言えます。平成28年国民生活基礎調査によると、児童のいる世帯の総所得平均が707.6万円であるのに対し、母子世帯の総所得は270.1万円と、40%以下となっています(※1)。 また、病気などの事情で働きたくても働けない方たちにとってはさらに厳しい状況となることから、当プログラムはこのような方々を対象とし、今後も支援の幅を広げるべく活動しています。
※1)参考:総務省統計局 平成28年国民生活基礎調査 所得・貯蓄 報告書掲載

● 今後の展開

シングルマザーの支援は、子どもの貧困率の改善にもつながる可能性があります。 2018年の子どもの貧困率(17 歳以下)は13.5%であり、7人に1人の子どもが貧困とされています(※2)。 そのため、多くの子どもたちが進学を諦め、就職しなければならない状態にあります。 シングルマザーの収入が増えれば、子どもが進学や自分の夢を諦めなくても済むようになるかもしれません。 LGGは多くの企業様と一緒に、シングルマザーの支援、そしてその先にある「子どもたちの選択の幅を増やすこと」に取り組んでいきたいと考えています。
※2)参考:厚生労働省 2019年国民生活基礎調査の概況
企業スポンサーを募集しています
この支援の仕組みを広げていくためには、資金が必要となります。 LGGの力のみではサポートできる人数に限界が出てしまうため、現在、取り組みに賛同していただける企業スポンサーを募集しています。 「Web3を活用したESG活動に関心がある 、具体的な有効な手段や支援先を探している」という企業様は、ぜひ一度ご連絡ください。

災害義援金

暗号通貨を活用した災害義援金
2021年、フィリピンを大型台風が襲った際、LGGのスカラー(スカラーシップ制度でNFTを借りてゲームをするプレイヤー)だったメンバーの中には、家が全壊した方もいました。 そこで有志のオーナー(NFTを貸し出す人)で義援金を集め、スカラーの家族や周囲の方に暗号通貨、約60万SLP(当時のレートでUS2万ドル=約220万円)を送金しました。 暗号通貨は金融機関を通さず、個人間のウォレットで送金することが可能なため、場所を問わず、必要な人に必要なタイミングで届けることができるという点を最大限に活かした事例です。